自主占有2(民法,全受験生向き)

先日書いた記事について,若干の解説を。

まず,押さえておくべきは,「所有の意思」の概念です。

「所有の意思とは,占有者の内心の意思(内心で自分の物だと信じていること)によってではなく,占有取得の原因である権原,または占有に関する事情により客観的外形的に定められるべきものである,とするのが判例だということである(学説も同様)。」(『入門からの民法 財産法』淡路剛久(有斐閣)81頁参照)。

内心で思っているだけでは,外観から判断することができませんので,真の所有者としては対応のしようがありません。

それゆえ,客観的に判断するというこの判例の考え方は妥当といえるでしょう。

もう少し具体的に述べると,物を借りた物のその物に対する占有権原が賃借権や,使用借権である場合には,所有の意思を基礎づけることができない。それゆえ,賃貸借人が,いくら「オレのものにしてやる」と思ったところで,「自主占有」とはいえません。

解説はこの辺りにとどめます。関連知識を整理しておくようにしましょう。

次回は,186条1項の位置づけについて検討します。


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